La Sweet Rose
フランス・ヨーロッパからの雑貨・アンティーク
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ビスクドール
まるで魂が宿っているかのようにさえ思える
「ビスクドール」。
今にも語りかけてきそうな口元や、目元・・
今まで「ドール」はどうも苦手で、
余り興味が湧かなかったのですが、
ひょんな事がきっかけで最近少し気に留めるようになりました。

「ビスクドール」とは、「アンティークドール」とも呼ばれ、
19世紀にフランスのパリを中心に
ブルジョア階級の貴婦人・令嬢たちの間で流行した
いわゆる「西洋人形」のことです。
ビスク・ドールの「ビスク」とはフランス語の
「二度焼き」が語源で、
当時は人形の頭部と手の材質が二度焼きされた
素焼きの磁器(液状ポーセリン)製であったことからきています。
1200度の高温で素焼きをして、これに彩色を施し、
さらにもう一度焼くと人間の肌合いに近い質感を
得る事ができるそうです。
最盛期は19世紀の後半。
ジュモー、ブリュー、スタイナーという3人のフランス人作家が
異常なまでの人気を博しました。

もともとは、衣装の宣伝用に、ミニチュア版の衣装を着させる
目的で作られたのですが、次第に人形そのものが愛され
観賞用となっていくことに。
ところが第一次世界大戦勃発でドイツとの国交が断絶してしまい、
ドイツからの良質な白磁の輸入が途絶えたため、
フランスでのビスクドール製作は困難となってしまい、
1930年頃にはついに製造されなくなってしまった
大変貴重なドールということです。

ビスクドールは今現在でも熱狂的なファンにより、
その人気は高いようです。
現在日本でもドール作家によって作られているようで、
その情熱にはただただ敬服してしまいます。
ドール本体はおろか、着せる衣装までデザインし、
手作りされているようで、
ドールに対する愛情を感じずにはいられません・・

その昔、西洋で愛されていたドール・・
以前の持ち主や作り手に負けないくらいの
愛情を注げるような「ドール」ともし、
この先出会う事があれば
きっとお迎えしてしまうかもしれません・・

テーマ:ドール - ジャンル:趣味・実用

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